三十三間堂官衙遺跡
三十三間堂遺跡は、平安時代前半の陸奥国亘理郡衙(郡役所)だったと考えられています。保存状態が良く、役所の建物や塀の後、10棟の礎石倉庫がみつかっております。
(国指定遺跡)
亘理伊達家御廟所(大雄寺)
境内には、県指定文化財の「成実廟」をはじめとする、成実が亘理伊達家の御廟所を定めてから、十四代邦成が北海道に移住するまでの十三代の領主と夫人の御霊が永い眠りについています。
シイノキ(称名寺)
県指定文化財の木造阿弥陀仏如来像を本尊として開山。境内には推定樹齢700年に「シイノキ」(国指定天然記念物)がそびえています。
亘理神社
伊達成実の功を神徳として亘理要害の地に建立。神社の碑には全文4000字余りの漢文で成実の一代記が刻まれ、その人柄をしのぶことができます。
慶月院の墓
見晴らしのよい小高い丘に、1671年に起きた伊達騒動で裁かれた原田甲斐の母「慶月院」が埋葬されています。
田沢磨崖仏
阿武隈川に突き出た崖の岩肌に彫刻された仏像群で、左甚五郎か、稗田の匠が彫ったといい伝えられています。